激しく無駄に長くなってしまいましたorz
ロイドさんはやっぱりセシルさんあってこそのロイドさんだよなぁ(笑)
ルル「」
スザク《》
ロイド『』
セシル{}
です。
人が多いとわかりにくいなぁ・・・orz
執務室にて。
***
「スザク、次の作戦確認だが…」
《はい、僕がゼロ番隊を率いて先陣を切り、活路を開きます。》
「そうしたら俺が率いる後方部隊が一気に攻撃を仕掛ける。
そうすればゼロ番隊と本隊で挟み撃ち…つまりチェックメイト、だ。」
《いかに犠牲を少なく抑えられるか、そこが決め手ですね。
そういえば…今回から新しいルルーシュ殿下単独専用機をご使用になられるんですよね。
どんな機体なのですか?》
「基本はガウェインとそう変わらんさ。
色も黒と金でカラーリングするよう指示してあるからな。
あぁそういえばロイドが防御力を最高レベルに引き上げたとか言っていたな。
今日が最終チェックの日だというからもうそろそろ来る頃じゃないか?」
『さっすが僕のルルーシュ殿下ぁ、よぉ~くお分かりですねぇ。』
「ほらな。」
《うっわ…噂をすればなんとやら、ですね》
『んふ~、これって僕とルルーシュ殿下の愛の力ですねぇ』
「つまらん御託はいいからさっさと本題に入れ」
『相変わらずつれないですよぉ。僕と殿下の仲じゃないですかぁ
…枢木卿、それ以上首締めると僕死んじゃうからねぇ…』
《ならば無駄に回りすぎるその口を閉じて下さい。周りに害しかもたらさないので。》
『目が笑ってないよぉ枢木卿…ぐえっ』
「スザク、その辺にしておけ。マッドサイエンティストだが腕だけは確かだからな。」
《…ちっ》
『げほっげほっ…本気で舌打ちしないでほしいなぁ。
まぁルルーシュ殿下のお願いですし、議題に入りますかぁ』
「前置きが無駄に長かったがな。結局、新しい俺専用機は出来たのか?」
『んも~ばぁ~っちりですよぉ。
カラーリングも殿下の仰せの通り黒と金で、機能も試運転も完璧。
あとは殿下自身に乗ってもらえばいつでも実践で使えますよぉ~』
「そうか。お前は腕だけは確かだからな。
ロイドが完璧と言うからには満足がいく出来になったってことだろう」
『信頼してくださってありがとうございまぁ~す。
あ、僕が独自に開発した防御力アップシステム、これ以上無いって位上手く行きましたよぉ!
この国にあるナイトメアの中だったらダントツの防御率!
世界一の防御率って言っても過言じゃないくらいですねぇ~』
「そんなにスゴいのか。それはとても楽しみだな。早く実践で効果を試したいものだ。」
《ルルーシュ殿下、どうか危険な真似はお止めくださいと…》
「別に自分から弾に当たりに行くような愚は犯さんさ。
それにロイドの腕の確かさは俺が保証する。
まぁ、何かあった時用に備えておくに越したことはないだろう?」
《それはそうですが…》
「ロイド、試乗はいつなら都合がいい?」
『殿下のためならいつでも空けておきますよぉ~。
まぁ早い方が殿下の予定的にはよろしいんじゃないですかぁ?』
「そうだな。では明日の朝一で試乗を行う。準備は頼んだぞ。」
『はぁ~い、どうぞお任せくださぁい。あ、ルルーシュ殿下1ついいですかぁ?』
「ん、何だロイド?」
『実はですねぇ~頬が落ちると評判のそりゃあもう美味しいプリンが手に入りましてぇ~』
「何っ?!それは本当か、ロイド!」
『今さっき食べようと思ったんですが時間が無くてぇ、今ここにあったり…。』
「なっ?!よこせ、ロイド!」
『えぇ~殿下ともあろう人が横取りですかぁ~?』
「ぐ…分かった。1口でいいから味見させてくれないか?」
『それならお安いご用ですよぉ。じゃあ早速…殿下、あぁ~ん…』
《ちょっ、アスプルンド伯爵?!》
「ん…!美味しいなロイド!この美味しさは他の追随を許さない!」
『ですよねですよねぇ~!殿下なら分かって下さると思ってましたよぉ!』
《ルルーシュ殿下っ!アスプルンド伯爵もっ!2人して何やってるんですか!》
「何って…プリンの試食会だろう。
ロイドとはプリン同盟を結んでいる仲でもあるからな。
ロイド、もう一口くれないか?」
『殿下、そんなに気に入ったんですかぁ?』
「あぁ。これは最近食べた中でもダントツ1位と言い切れる、絶品プリンだ。
ロイド、どこでこんなに美味いプリンを手に入れたんだ?」
『ちょっと裏のお仕事をしたらお礼としてこの1個を贈られましてぇ~。』
「そうか…つまりこの1つ限り、ということか…。」
『ん、ん~…しょうがないですねぇ。殿下にこのプリンの残り、あげちゃいまぁす』
「…っいいのかロイド!」
『僕の大好きな殿下にしょんぼりした顔をさせるわけにはいきませんからねぇ。
叶えない訳には行かないですよぉ』
「有難う、ロイド!流石我が騎士だ!」
『んふ~お褒めに預かり光栄です、殿下ぁ。あ、それじゃあ1つお願いしてもいいですかぁ?』
「ん、何だ?」
『僕にももう一口だけ、分けてくれません?』
「何だ、そんなことか。いいぞ、ほら。」
『では遠慮なく~v』
「んんっ?!」
「えっ?!」
『ご馳走様でしたぁ~』
「な…ロイドっ!」
『あはぁ、美味しかったですよぉ。殿下ってプリンの味なんですねぇ』
「…こっの変態がっ!」
『おやおやぁ、殿下のお顔、真っ赤ですよぉ』
「う、うるさいっ!」
『もしかして意識しちゃったりして…ぐえっ!』
《アスプルンド伯爵…そんなに死に急ぎたいなら手伝って差し上げましょうか?》
『く、枢木卿…僕の首からぁ変な音が聞こえ…ぐきゃ!』
《遺体はちゃんとバレないように骨まで残さず焼いてあげますから
安心して死んで下さい、アスプルンド伯爵。》
『枢…卿、花畑が見え、るんだけ…ど…』
{枢木卿、それぐらいにしておいてくれないかしら。}
《あ、セシルさん。》
『セ…シルくぅん、僕もう脳死ま、で秒読みぃ…』
{あらあらロイドさん、顔をそんなに土気色にしてどうしたんですか?}
『いやぁ…見て分か、るでしょ…ぐえっ』
《誰が話していいと言ったんですか?》
{枢木卿、ずっと見ていたから貴方の怒りも分かるわ。
でもここは私に任せてくれないかしら。}
《…セシルさんが言うなら…》
『がはっ、げほごほ…はぁはぁ本気で死ぬかと思ったぁ~。』
《セシルさん、それ、どうするつもりなんですか?》
{よく聞いてくれたわ、枢木卿。今ちょうど人手が足りなくて困っていたのよ。}
《人手って…一体何の…?》
{え、勿論料理の試食係よ。ここ一週間で30人程倒れちゃって困ってたのよ。}
「30人…。」
『セシルくん、悪いけど僕、明日から1年間EUに行く用事が…。』
{勿論、万が一にでも逃げられたら困るから
肉体的制裁を加えてから試食係にするつもりよ。
だから安心してね、スザクくん。}
《生かさず、殺さず…ってやつですね、セシルさん。》
『こんなん拷問ですよぉっ!殿下ぁ助けて下さぁぁぁいっ!』
「自業自得だ。諦めろ、ロイド。」
『い、嫌だぁぁぁあっ!
セシルくんの料理を食べる位なら枢木卿に殺された方が絶対成仏できますって
…ひっ!』
{ロイドさん?全身複雑骨折に輸血点滴しながら、なんて嫌でしょう?
そんな目にあいたくなければ大人しく逝きましょうね。}
『は、はひ…。』
{それでは殿下、枢木卿、ご迷惑かけてごめんなさいね。}
「あ、あぁ。いつもすまないな、セシル・クルーミー女史。
次会う時に人間としての外見が残っていることを祈ってるよ、ロイド。」
『うっうっうっ…いっそ一思いに殺してくれた方がどれだけ幸せか…
あ、ごめんなさいごめんなさ…ぐぎゃあぁぁぁっ!』
{あら、ロイドさんったらそんな断末魔みたいな悲鳴をあげて…照れてるのかしら。
では失礼いたしますね。
―――パタン。
「相変わらず騒がしい奴だったな。
悪い奴ではないんだがあの性格はどうにかならないものか…スザク?」
《殿下…》
「え、んぅっ?!んん――っ!
・・・は…はぁっ、な、何をするスザク!」
《…消毒、です。》
「はぁ?!」
《…殿下がそんなんだから僕の気が休まらないんです。少しは自覚してください。》
「だから何をだ?」
《はぁ…分かりました。多くは望みません。
殿下は僕の言うことを聞いてるだけでいいです。他は全て僕が駆除しますから。》
「は、はぁ…?」
《分かりましたね、ルルーシュ殿下?》
「あ、あぁ…???」
《とりあえず今夜はお仕置きですから。覚悟しておいて下さいね、ルルーシュ?》
「…なんでそうなるんだっ?!」
《分かるまで手取り腰取りじっくり体に教え込んで差し上げますよ。》
「待てっちゃんと理由を説明してからに…ほわぁぁぁあああっ!」
翌日。
ルルーシュが突然の腰痛に寝込んでしまったため試乗は一週間後に延期されたとか。
後半の急展開がかなりありえませんが・・・(爆死)
しかも最後らへんがかなり駆け足というか・・・飽きつつあるということが如実に
あらわれている感じになってしまいましたorz
しかもどこら辺がロイルル!?って感じだし!!
もうちょっとロイルルロイルルしててもよかったかもなぁ・・・。
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