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「よっ」
「へぇ、スザク、上手いじゃないか。
お前、乗馬も得意なんだな…っておい、鞍や鐙はどうした?」
「え、無くても乗れるよ。」
「…軍で乗馬の訓練でもしたのか?」
「まっさかぁ。軍なんて今や機械が主流の時代だよ?
今時騎馬隊なんて流行んないって。」
「乗馬経験は?幼少期に藤堂…先生辺りに特訓してもらったとか。」
「ん―…何か遊びで1、2回乗せてもらったことはあったけどそれぐらいかなぁ。」
「おま…っ!つまり、乗馬初心者に等しいはずということかっ!?
7、8年前に1、2回乗っただけで何故乗れるっ?!しかも何も付けずしてっ!」
「あはは…何でだろうね。勘、っていうやつ?
ほら、僕って運動関係は得意だから。」
「…貴様…俺がどれだけ苦労して体得したと…。」
「僕としてはルルーシュが乗れることの方が驚きだよ。
ルルーシュ、他の運動は苦手なのに乗馬は得意なんだね。」
「失敬な。乗馬は教養の一つだろう。
皇族教育の一環としてコレとフェッシングだけは叩き込まれたんだ。」
「乗馬はなんとなく分かるんだけど、フェッシングもなんだ。」
「ふふん、驚いたかスザク。
おかげで反射神経と逃げ足だけは速くなったぞ。」
「逃げ足って…駄目じゃん。」
「逃げ足を馬鹿にする気か?
昔から『三十六計逃げるにしかず』と言ってな、
逃げるということはどんな策にも叶わないとして重要視されていて・・・」
「・・・ある意味、墓穴掘ったかも・・・(ぼそ)」
なんかオチというオチもありませんが・・・
あのスザルル乗馬絵でスザクが何もつけずに
乗っていることに激しく突っ込みたくて出来たネタだったりします(笑)
スザク、お前ドンだけだよ!
というかあの場所って何処なんでしょうね。
アッシュフォード学園内?
いっそのこと2人で遠出で乗馬デートがいいなぁv(いつの時代だよっ!)
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