補足というか騎士皇子スザルルを正当化しようとしたら
できてしまったという…(笑)
あ、騎士皇子の時の設定としては
ルルは皇子だけど宰相というか副総督みたいな右腕的立場。
国王はシュナ様。政治とか統治を助けたり軍を率いて戦争しに行ったりしてます。
シュナイゼルに次ぐ地位と権力をもっている感じで
それのために逆に危険視されてるところもあったり。
という設定の上での会話。
長いと邪魔なので収納します。
***
「ねぇ、ルルーシュ。ユフィと話してて気づいたんだけどさ」
「ん、なんだ?」
「あのさ、その…ルルーシュのところにはなんで
お見合いとかの話が来ないのかなって」
「なんだ、お前は来てほしいのか?」
「まさかっ!!むしろ来なくて嬉しいぐらいだよ!!
でもさ、君ぐらいの年齢なら来ておかしくないんじゃないかなって。
なんたって宰相の地位だし、君の美貌なら引く手あまたのはずじゃない。
それなのにお見合い写真はおろか
お見合い話の一つも舞い込んでこないっておかしいよ。」
「…俺は、女性と関係を持つことを許されていないから。」
「え?」
「考えてみろ。
俺は宰相の立場で、シュナイゼルに次ぐ地位と権力をもっている。
いや、軍を直接動かせるという意味では
俺の方が軍事力を持っているといえるだろう。
そんな俺が女性と関係をもって、子どもでも出来たらどうする?
その子を後継ぎにしようという考えが出てもおかしくないだろう?
そうなれば俺の子供を推す一派ができ、国政は二つに割れかねない。
そうしたら後はどろどろの勢力争いで国は傾いていくしかなくなるだろう。
そうならないための防止策として
俺は女性と関係を持つことを禁じられているのさ。
貴族たちはこっちの事情など関係なく話を持ってくるからな。
おおかたお見合い話などを止めているのはシュナイゼルだろう。
むしろ俺が敵対派閥になって失うのが惜しいんだろう。
まぁ、惜しまれる程度には優秀なコマとして見られているということを喜ぶべきかな。」
「ルルーシュっ!そんな、そんな顔で言わないでよ…っ」
「ふふ、でも考えようによっては幸せなことかもしれないだろう?
普通では認められない俺たちの仲が
俺の置かれている境遇故に認められているんだからな。」
「…ルルーシュは、それでいいの?」
「そんなこと、この地位に生まれた以上、覚悟なんてとうにできているさ。
それに…お前がいつまでもいてくれるんだろう?
俺のために存在する、俺だけの騎士。」
「ルルーシュ…ごめん。ごめん、ルルーシュ。」
「スザク…?」
「本当はこんな感情、抱いちゃいけないってことぐらい、分かってる。
主の境遇の不幸を喜ぶだなんて最低だ。騎士失格だよ。
でも、でもキミの言葉にどうしようもなく喜んでいる自分がいるんだ。
君を独り占めできることが、他の女性に渡すことなく、
僕だけの存在でいてくれることがどうしようもないくらい嬉しいんだ…。
だから、ごめん…。」
「謝るな、スザク。謝るくらいなら俺に誓え。
その一生を俺に捧げると。
むしろお前を縛り付けて自由にさせない俺を恨んだっていい。
俺だって…たとえ恨まれて憎まれたって、もうお前を手放せないんだ…。」
「ルルーシュ、けして後悔しないと誓うなら、僕は今ここで
君に絶対の忠誠を誓おう。
ルルーシュ、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。
僕の主、唯一無二の存在。
僕は、僕の一生を、命を、僕が持ち得る全てを貴方に捧げ、
僕の全てをかけて貴方を護り、一生貴方に尽くすことを誓います。
たとえ貴方が嫌がろうと、僕は、二度と貴方を離さない。
僕の絶対の忠誠を、貴方に。
・・・今更後悔したって遅いからね、ルルーシュ」
「ふふ、誰が後悔なぞするものか。
俺も今ここで誓おう。
お前以外誰からも“絶対の忠誠”を受けないと。
俺の全てを預けるのは、お前だけだ。」
最後がなんか微妙ですが…まぁネタ帳故ということで^ ^
騎士皇子でなんかスザルル設定~とかっていう前提で友達と話しているうちに
出てきたネタだったりします。
まぁ、これなら結婚する必要がないというかしちゃダメだから
一生スザルル関係が平気かな~と。
結局は2人でお互いの存在の縛りあいっていう感じですがorz
黒猫のところのスザルルはこんな感じです・・・。
い、いいのかなぁ・・・。